産業廃棄物中間処理業
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産業廃棄物中間処理業
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産業廃棄物の処理は、大きく「収集運搬」と「処分」の2つに分けられ、処分はさらに「中間処理」と「最終処分」という2つに分類されます。
中間処理では、収集運搬した産業廃棄物を最終処分しやすくするために、破砕・溶融・焼却・選別・発酵など様々な処理を行います。
弊社ではコンポストの方法で「発酵処理(食品リサイクル)」を行っております。

中間処理を行う目的

産業廃棄物の中間処理を行う目的は、最終処分される産業廃棄物の量を減らすことです。
中間処理を行わずに産業廃棄物を埋め立てると、最終処分場はあっという間にいっぱいになってしまいます。
中間処理では、リサイクルできるものを分別したり、リサイクルができないものや、リサイクルするにはコストがかかりすぎるものを破砕・焼却したりし、ごみの量を減らします。
この作業を行う事で、最終処分所に埋め立てる量を抑える事が出来ます。

中間処理の方法について

中間処理の方法は、大きく分類して6種類ほどあります。

01
発酵

産業廃棄物を発酵させることで、肥料等に変えることができます。
発酵させてできた肥料などは近隣の農家様にご提供しております。

02
焼却

産業廃棄物を燃やして燃え殻にすることで廃棄物の量を減らします。

03
破砕

破砕とは産業廃棄物を砕くことを言います。
産業廃棄物を細かく砕くことで、廃棄物の容積が小さくなり、減容化できます。

04
溶融

溶融とは、1400度以上という高温で産業廃棄物を燃やし溶かす方法です。
有機物は焼却し、無機物ガラス状のスラグ(※)化します。
※スラグとは、焼却灰を高熱で溶かして冷やして固体化したもののことを指します。

05
脱水

脱水機を用いて行う方法で、汚泥などから水分を飛ばして重量と容積を小さくします。

06
選別

産業廃棄物はさまざまな物が混ざり合っているため、リサイクルや処理をしやすくするために種類ごとに分別します。

07
発酵

生ゴミなどを好気条件下で分解・発酵させ堆肥にする処理方法がございます。
近年生ゴミや家畜の糞尿を嫌気条件下で分解・発酵させ発生するメタンガスを回収しエネルギーとして利用する実用設備がでてきております。
化石燃料の削減や、地球温暖化防止に貢献するため普及が進んでおります。

食品廃棄物から未来のエネルギーへ

近年、食品産業から大量に排出される食品廃棄物の処理が大きな環境問題となっていました。

そこで弊社で導入した「クリーンコンポ」は、生ゴミや家畜の糞尿を原料とし、焼却処理に頼らず微生物の自然な力で発酵させ、良質な有機肥料へと変えます。

”安心・安全”な農産物の生産を可能とします。

食品廃棄物は「飼料化」され、養鶏・養豚の配合飼料メーカーに運ばれる他に、「メタン化」して電気やエネルギーとして使う技術、さらに「肥料化」して野菜や果物の肥料にする技術に分けられます。

クリーンコンポシリーズの特徴

01
生ごみの蓄糞等の直接投入

まずは弊社にて処理をご希望の食品廃棄物等を確認させていただきます。
確認後問題がなければ計量作業に入り、終わり次第食品廃棄物等の受け入れを行います。

02
脱臭対策が簡単

一括排気のため脱臭対策がしやすく、外部への異臭漏れが少ない構造となっております。

03
大量処理の一槽発酵槽

大量の廃棄物であっても、一度に発酵処理をすることができます。

04
製品は良質な有機肥料

生成された飼料・肥料は、良質な有機肥料として利用することができます。

中間処理の流れ

STEP 01確認・計量・受け入れ

まずは弊社にて処理をご希望の食品廃棄物等を確認させていただきます。
確認後問題がなければ計量作業に入り、終わり次第食品廃棄物等の受け入れを行います。

STEP 02発酵作業の準備

弊社が所有する「クリーンコンポ」の発酵槽内に、受け入れた食品廃棄物等を投入致します。
投入する際に、たい肥なども混ぜ合わせて発酵槽内に投入しております。

STEP 03発酵作業開始

発酵槽内で温度調整や水分調整を適切に行い、一定期間発酵させます。

STEP 04完了

上記の作業が完了し、完成した有機肥料は近隣の農家様にご提供いたします。

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